Raspberry Pi OSをインストールしてWindowsからsshでログインする

Raspberry Pi OSをインストールしてみる

RaspbianからRaspberry Pi OSに変わったのでインストールしてみます。

ハードウェアはRaspberry Pi Model 3B+

インストーラ

インストーラも新しくなりました。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

からインストーラをダウンロードしてインストールします。バージョンは1.4。

SDカードリーダー等でMictoSDカードをPCに接続します。

インストーラを起動後は、Operating Systemとインストール先のSD Cardを選択してWRITEをクリックするだけ。

今回はRaspberry Pi OSのDesktop版を選択しました。

公式ページの情報だとこんなバージョンです。


            Raspberry Pi OS (32-bit) with desktop
            Image with desktop based on Debian Buster
            Version:August 2020
            Release date:2020-08-20
            Kernel version:5.4
            Size:1133 MB

他にはRaspberry Pi OSのLite,Fill、Ubuntuなども選択できます。

 

初期設定

せっかくDesktop版を選びましたが、ここからはターミナルで初期設定を行います。

 

キーボードレイアウト

ラズパイは初期設定では英国キーボードになっていて使いにくいので、日本語キーボードに変更します

ターミナルを開きます。

sudo raspi-config

コンフィグ画面が開きます

4. Localisation Options
        I3 Change Keyboard Layout

の順に選びます。

Keyboard modelを聞かれましたが、使っているキーボードが選択肢になかったので適当にLogitechを選びました。

次にKeyboard Layoutを選択します。こちらは重要です。

Other
        Japanese
            Japanese - Japanese (OADG 109A)

の順に選択しました。

最後の(OADG 109A)は使用しているキーボードに合わせて選択してください。

 

続いてkey function as Altgrを選択します。

AltGrというキーは日本語キーボードには無いのでNo AltGr keyを選択します。

 

さらにCompose keyを選択します。

こちらはよくわからなかったので、No compose keyを選択しました。

 

これですべての設定が終わったのでYesを選択したら完了です。

 

ssh

次にsshの設定を行います。

sudo raspi-config

コンフィグ画面が開きます

5 Interfacing Options
        P2 SSH

の順に選べばsshでアクセスできるようになります。

 

ラズパイのIPアドレスを確認しておきます

ipconfig

eth0の後のIPアドレスを覚えておきます。

私の環境では192.168.11.13でした。

 

Windowsからsshでアクセス

sshでアクセスする準備ができたので、ここからはWindowsに戻ります。

Windowsコマンドプロンプトを開きます。

Windows10であればOpenSshが最初からインストールされているのでsshコマンドが使えます。

先ほど確認したラズパイのIPアドレスを使います。

ラズパイの初期パスワードは pi

パスワードは raspberry なので、以下のコマンドを実行します。

ssh pi@192.168.11.13

パスワードを聞かれたら raspberry と入力するとラズパイにログインできます。